どっちが大事かっていうと発表内容です。
当たり前です笑。

研究では発表のうまさより全然研究の内容の方が大切です。
絶対に勘違いしないでください。
勘違いしている人が多いです。

勘違いする人が多い理由としては、おそらく学問の多様化でしょう。

プレゼン以前の発表の技術
尾方 僚
すばる舎
2012-12-18



卒論や修論の学科内発表やふつうの学会でも、みんなやっていることがバラバラです。でも、その中で優越をつけようとします。

優秀発表賞!、研究奨励賞!みたいな。

僕もとったことがあります。

じゃ、これどうやって評価しているか?っていうと、内容での評価は難しいのです。だって、評価する人がその内容詳しくないんですから笑。

内容わからないのにどうやって評価するの?って思うかもしれませんが、
公正にやる方法があります。
発表のうまさで評価するのです。

そうすれば、内容に依存しない評価ができます。

声は十分大きいかな?
スライドの誤字脱字はないかな?
発表練習してるかな?
スライドばかり見て発表してないかな?
知ったかぶりしてないかな?

など

と、もう小学生の発表評価してるみたいなもんです。
これで何が起こるかというと、研究内容がたいしたことがないのに学会で賞をとるやつが出てくるところです笑。
本末転倒です。

それでさらに本末転倒な出来事が続けて怒ります。
・研究者が目の前の賞を求めて研究しだす
・賞をとれないからと研究ができる奴がやる気をなくす(マジメでいると不利だと気づく。)

のです。
どんどんやりたいことからは離れていきます。