その名の通り、脳で考えるのではなく関節で考えるのです。
関節・・・だけではないかもしれませんね笑。
僕の場合は筋肉で考えてる感覚があります。

昔から臓器移植をするとその人の記憶が臓器を提供された人に移ることがあると知られています。
 
思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
筑摩書房
1986-04-24


 

このことから、脳以外でも思考して記憶しているのではないか?という仮説が立てられています。

僕もこの仮説に賛成なのです。

てか、虫がそうですよね?
脳だけでなく体の節々で考えているのです。
だから、頭を切り取っても体だけでも動くのです。

これを思考に応用しない手はないですよね?

大事なことは脳に考えさせて、どうでも良いことは体の節々に考えさせましょう。大事なことを脳以外で考えても良いけど笑。僕もそうだし。

前に記事で書いた、バックグラウンド思考は時間的に思考する量を増やしましたが、この関節思考は空間的に思考する量を増やします。

PCでいうと、外付けHDDやGPUを駆使する感じです。

やり方なんですが、ちょっと難しいです。
というか、自然にできちゃってる人が結構います。

運動するのです。
考え事をしながら、運動するのです。
特に考えさせたい箇所を意識しながら考えさせたい内容を反芻するのです。
考えてる内容を今はやりのVRで考えさせたい部分(今回は太もも)に載せているみたいな感じでイメージするのです。

そうすると、その部分に思考を任せられるのか思考がいつのまにか熟しています。

散歩しているうちに良いアイデアが出るというのはこれだと考えられます。
スティーブジョブズら過去の偉人が散歩をしている際に良いアイデアを出てくるといっていたのは有名です。

散歩することで体全体(特に足)の筋肉や臓器が活性化させられて、それらの部分で思考が作られていると考えられます。

こういうのを研究室で教えてほしいですよね。てか、やってる研究室ないんですかね?関節思考を研究してる研究室