まあ総合的にですよ。
僕が塾講師をやっていて思ったことです。

というか、宿題を先生が提示するってのにもそもそも賛成ではないです。




というのも、 指示を出すことによって考えなくなります。

学生は「あ、これだけやっておけば受かるんだな」って思うので、「ほかに何をやろうか?」って考えないのです。もっと悪いのは、「逆にほかのことやったら余計な事知ってしまうな。言われたことだけやっとく方がええか」と先生に気を使って工夫をしないです。もうだれが受験するのかわからないです笑。

もう完全に無責任な学生ができあがります。
最悪の場合、「言われたことをしっかりやってこっちもやってるのになんで成績が上がらないんだ!金返せ!」っていう抗議の電話が親から来ます。ちなみに本当に来ました笑。

本来なら受験を目標にするところ、宿題をやってって結果的に受験にいきつきます。受験が主役ではないのです。宿題が主役になります。

責任をもってもらうためには自分で考えさせる習慣が必要です。

研究でも同じです。
指示を出せばだすほど、学生は考えなくなります。
博士課程でさえも指示を受けないと動かないダメな学生が結構います。4割くらいいます。いすぎです。
日本の無能ポスドク問題を引き起こしてる張本人です。

 
目標達成の技術
青木仁志
アチーブメント出版
2012-10-01