先生: A君この実験1をやってくれ。次のミーティングまでにこれくらいまではできるよね?
 
学生A:これですか?それならこっちの実験2の方が良いと思うんですけど。
 
先生G いや、それだと後々、装置の配置的にキツくなるだろ。
 
学生A:なるほど!そうですね。分かりました。やってみます。
次のミーティング
学生A:すみません。途中までしか出来ませんでした。まず、計測するための装置のセキュリティーpinが分からなくて業者に明日来てもらうんです…。
 
先生G え、、じゃあ、一回も計測やってないってこと?
 
学生A:そういうことになりますけど…。
 
学生A:…どうするんだよ!来週、共同で研究してる会社とのミーティングがあるんだ。だから、そこでデータを少なくとも一回は見せなくてはいけないんだ。

学生A:ええ、、でも、僕は、この装置の使い方知らないですし、計測もやったことないんですよ。だから、来週までに上手く計測するのは無理だと思うんです。
 
先生Gいや、やってくれ。多額の研究費がかかってるんだ

学生A:じゃ、もし終わらなそうだったら、どうすれば良いですか?

先生G:終わらすんだよ!


会社とのミーティング1
共同研究者:なぜ、これをやる必要があるんですか?
 
学生A:えーと、〜だからです。

共同研究者:でも、それやるんだったら実験3の方が簡単だし、だいぶ安いと思うんですよね。
 
学生A:そうなんですか。。でも、先生にも言われましたし…。
 
先生G人のせいにするな!自分の研究は自分で責任を持て!いつも言ってるだろ。これは君の研究なんだよね!?
 
共同研究者:そうですね。自分の研究には自分で責任をもたないと…。
 
学生A:まあ、そうですけど…。

先生Gすみません。以後しっかり指導します。
 

 
後日、作業C終了後、
先生G A君、次はこのkをやってくれ。

学生A:いや、それよりは、jの方が効率が良いと思います。

先生Gそれだと、この前の実験結果を途中で出力出来ないだろ?これから論文書くとき、このデータ必要なんだよ。 
 
学生A:あ、、そうなんですか。。(分からないけど)。



 
会社とのミーティング2回目
共同研究者:kよりはjの方が良いと思いますけどね。
 
学生A:やっぱりそうだろ・・・)でも論文書くときに必要かと思いまして。。
 
共同研究者:論文書くときもそのデータはいらないと思いますけどね。何でいるんですか?

学生A: (いや、先生に言われたけど言われたからやったって言っちゃいけないんだった。)
…すみません。もう一度確認します。

 
先生Gしっかり理解してからやろうよ…。もう修士2年なんだからさ!!

先生Gすみません。以後しっかり指導します。いつもすみません。
 

 
後日
学生A:先生、結局、先生に言われたkではなく、僕が考えたjをやって良いんですよね?
 
先生G俺、そんなこと言ったっけ?自分でしっかり考えてやりな。

学生A:…やっぱりしっかり考えなかった俺が悪いのか…
 

ーー次の日ーー
学生A:あれ、、しっかり寝たのに疲れてる。。