おそらく必ず欠点だということはないと思います。
以下に述べることが苦労することです。ほとんどは人によっては困ることだと思います。気にならない人もたくさんいます。

・友達ができない
・周辺の賃貸料が高い
・研究のサポートがない
・研究のやり方の文化が違う
・レベル差がありすぎる
・就活期間が辛い



・友達ができない
大きな壁があります。なぜか仲良くしようとしない内部生が一部います。 まあ、それまで親しんできた人がいるとそっちと仲良くしたいのでしょう。無理に仲良くならなくても外部所属同士で仲良くすれば良いのです。あとは、本当に研究ばかりで友達と遊ぶ余裕もないといったところでしょうか。

・周辺の賃貸料が高い
実家から通える人はあまり関係ないですが、高いです。東大周辺のアパートだと月9万くらいします。多くの人はちょっと離れたところにアパートを借りて自転車で来たりします。高いからといっても、1時間以上かかる通学はできるだけ避けた方が良いです。高くても近くに住みましょう。ちなみに、僕は電車を使う自宅からの通学をしていて、1時間半くらいかかっていました。あとで、別のページに記載しますが、これが1年で合計するととんでもない時間になります。僕は1年で25日分通学していることになりました笑。でも、この通学時間ってそんなにおかしいことではないですよね。日本社会?世界でも共通する問題だと思います。

・研究のサポートがない
僕が前いた研究室では基本的に先生がかなり面倒をみてくれました。わからなければ聞いて良い雰囲気でした。しかし、東大では違いました。まあ聞いていいんですけど、先生が忙しすぎるために良いアドバイスはもらいにくいです。他大学では、先生が自分の研究内容をすでに十分知っている状態から議論できるのですが、東大の場合、背景説明をしっかりしないと先生がついてこないです。そのため、全然先生にアドバイスを求めるのに労力が多分にかかります。しかも、元々いた東大生はあまり先生を頼らないです。まあ、学生にもよりますが、多くの学生は自立しています。自分で調べて自分で解決するといったことができます。そんななかで外部から来た学生は苦労します。最近は修士課程1年目でうつ病になってしまう学生が多いと聞いていますが、これの影響もあるみたいです。

・研究のやり方の文化が違う
たまたま前いた研究室と文化が似ている場合は気になりませんが、僕はきになりました。前いた研究室では、どんどんやってみろ形式で、とりあえず実験してみて慣れながら勉強していく感じだったんですが、新しい研究室では違いました。しっかり考えてからやる形式で指導してきました。とりあえずやってみる形式の僕に、先生は「その実験の目的は何だ?」と聞いてきます。素直に勉強のためです、と答えると「それは読んでわからないか?」と高圧的に言われました。いや、まあそうなんですけど、読むより慣れた方が僕は早いと思うんですけどね笑。あんまり自分はこうなんだと言ってしまうと先生に悪い印象を与えてしまうのであんまり口答えはしないです。

・レベル差がありすぎる
授業でももともと東大にいた人はかなりの差を感じました。僕が3日かけてやった有限要素法の課題を友達は3時間くらいで終わらせていました。プログラミングを使う課題は確かにかなりのスピード差を生みます。。たしかに3年間も別の教育を受けていたらこれくらいの差になるか。。と落胆していました。

・就活期間が辛い
ちょっと矛盾するように思うかもしれませんが、就活がきついです。利点では推薦がもらえるなど多くのメリットがあるということは書きましたが、きつい部分もあります。精神的にやられる人も多くいます。先生は就活期間でも普段通りの進捗を求めてきます。就活の面接で怒られ、ゼミで怒られという苦しい生活になるかもしれないです。他大の学生は就活に集中していたりするので、ここはとてもつらいです。実は、ここの乗り切り方があります。別のページでまとめて書きたいと思います。まあ、就活期間だけではなく、修士2年間やってもばれない乗り切り方なのですが笑。

続きはまたあとで書きます。