僕は東大の大学院について変な勘違いをしていました。
主に知識の習得資金についてです。他にもあるかもしれませんが、、


#知識について
大学院に知識を身につけたいから来るっていう人がいるみたいですが、あまり大学院だからといって状況は変わらないです。
先日、ある新入生の話を聞いたのですが、「これまでR(統計処理ソフト)で挫折してきて話がわからなくなってしまっていたので、ここではこれをしっかり学びたいと思います」というのがあったのですが、その時と東大でやる時は大して変わらないと思います。基本的に自分でやります。東大の研究室にいるから手取り足取り教えてくれるということはないです。たぶん。
僕も最初は大学院だから受けられる教育みたいなのがあるんだと思っていたんですが、そんなものはなかったです笑。基本的に自分で勉強するはめになりました。つまり、自習ができないと研究室では苦労します。もちろんわからないときにポスドクの方や博士の方に聞くことはでき、それはかなり有益でしたが、いつも聞いていると相手に迷惑ですし、一生それを続けるわけにもいかないので自分で学習できるようにならなければいけないです。堀江さんが言っていたとおり、自習もできないやつが大学に来ても意味ないんじゃないかというのは合っています。まあ最初は仕方がないかもしれませんが、自習はできるようになりましょう。
 
#研究資金について
お金が多く使えるというのも合ってはいますが、あまり実感できません。
工学系で何か試作品を作るときなど電子工作の本がいくつか欲しいと思っても、全部を買うことはできません。この本に載っているこの情報が欲しいんだということが言えないといけません。まあ当たり前と思われるかもしれませんが、そこまで知りたいことが絞れているんであれば、本は買わずにネットで調べたり、立ち読みでそこだけ読めば良いと思いますけど笑。あと、その試作品を作るときにどうしても試したいだけってものもでてきます。しかし、それもいちいち先生にプレゼンしなきゃならないとなると恐ろしく面倒くさいです。それなら自腹の方が速いです。