注意:ここでいう研究者は「研究する人」って意味で別に大学教員に限ったものではないです。
なぜなら、やることを自分で考えなくてはいけないからです。

ここでいう、研究者とは「研究(正解がわからないもの)をする人」です。
名刺とかに書かれる、「研究者」とは違うかもしれません。

女子の給料&職業図鑑
給料BANK
宝島社
2017-02-17



職業にはレベルがある
職業にはレベルがあります。レベルの低い職業ほど誰かから「指示」が出されます。指示が出された通りに動かないとダメなのです。つまり、自由度が下がります。

レベルの低い職業の一例に新入社員があります。
新入社員は言われたことを言われたようにやらないといけません。これに対し、社長はそんなことしなくて良いのです。自分で考えた通りのことをすればよいのです。自由なのです。

研究者は、例えば、大学教員であればなった瞬間からやることを自分で決めないといけません。そこが大きいです。

上司が部下の仕事を決める!(決めてあげる)
上司と部下の違いは問題がそのままか分解してあるかの違いです。
職業の価値については、もちろん分解しないまま解決できる問題の大きさが大きい方が価値が高いです。
 
その大きさが一番大きいのが研究者です。
問題の大きさが「大きい」か「わからない」のです。
「わからないほど大きい」っていう感じかもしれませんが。
だから、「研究」と「仕事」ってそんなに変わらないかもしれませんね。問題の大きさが大きいか小さいかの違いであって。

だから、上司=研究者は、部下に部下が解けるように問題を分解しなくてはいけないです。

部下に責任はない
仕事を割り振るのは上司なので、それを部下が達成できるかどうかは上司の責任です。部下のレベル以上のものを部下に渡してしまい、部下ができなかった場合、上司はそれを助けなくてはいけません。つまり、上司になるほど責任がついてきます。逆に新入社員は責任なんてかんがえなくて良いのです。
自由に責任はついてくるって言葉の通りだと思います。


以上をまとめると
・職業レベル
・仕事の自由度(自由度が低いほど指示通り動かなくてはいけない)

・責任

の3つの点において
研究者>>>新入社員
であることがわかります。