よく放置系研究室はブラックだ!って言う人がいるんですけど、僕は逆だと思うんですよね。。
むしろ一番良い研究室の状態だと思っているのです。

ちなみに、あと会社でのことなんですけど、社内ニートはキツイ!ってのも分からないんですよね笑。
だって、金もらえて暇なんですよね?!最高じゃないですか?


話は研究室での放置に戻って、、
放置系研究室ではブラックとは言わないのです。
研究者って、出身の研究室がどういう風であろうと、最終的には自分で研究しなきゃいけないんですよね?ポスドクにもなって上司に教えを乞うのはおかしいと思うんですよ。この教え乞食が!

それで、そんな風に自律して研究できるようにするためにはどうしたら良いか?

それはもちろん、いきなり自律した環境に放っぽりだすことですよ。
何事も学ぶには「それ自体に取り組む」が一番の対策であります。

受験でも同じですよ。
いきなり過去問やって、弱点把握してできないところを基礎にもどってやっていく。なんの役に立つかわからない教材や通信講座には手をださない!
これが基本です。
ゴールから考える。スーパー基本です。

だから、ゴールをいきなり体験させようとする、放置系研究室こそ最高の研究者養成機関なのです。

でも、そうもいかない場合もあります。
それは研究者にならないのに研究室にきてしまった人です。
これは困ります。

教員、学生ともに困ります。

そういう学生には、どんどんマニュアルを用意すれば良いのです。
このマニュアルに沿っていけば、最低限卒業できるよ。みたいな説明書を用意しておけば、楽になります。

僕は、卒業後社内ニートができる会社で一人研究したいです。(業務とは関係なし笑)
 

ボーアウト 社内ニート症候群
ヴェルダー・ペーター・R
講談社
2009-01-08