最近、マネーの拳って本を読んでいるんですけど、「一極集中」ってめちゃくちゃ重要だと思うんですよ。
マネーの拳では、Tシャツに絞った専門店を作って、品質の良さと豊富な種類で勝負をしています。




豊富な種類ってのは、中国産とかにすれば保てるんですけど、
品質の良さは腕の良い職人がいないとダメです。
マネーの拳では、ヤエコという業界きっての職人をたまたま仲間にできたから上手くいったのです。

アップルだって、Iphone、Ipadに力を注いだからすごく良い商品ができたんです。


これらは会社についての話なんですけど、大学の研究室もこれと同じだと思うんですよね。

大学の研究室は勝負の世界じゃないだろ!っていう人がいるとしたら、その人は勝負の世界にいない人です。

大学の研究室では日々勝負が行われています。

ちなみに勝負=金儲けではないですよ。(結局、似たようなことになりますけど笑)
大学と会社の違いは金儲けの性格が強いかどうかです。
 
で、会社ならマネーの拳のように一つの商品に絞ってずっと同じ人が取り組むんですけど、大学では、1年~3年(長くて5年)で研究を担当する人間が変わります。
研究を始めて1年とかの学生が、人類の歴史の中で一番良いものを作れますか?歴代の先行研究を差し置いて。

これじゃ、弱いですよ。。
会社に負けます。
研究に力をいれる会社があれば速攻で負けます。


これからは生活に余裕ができるので、研究に力をいれる会社が増えていく。。そうなると、さらに大学は弱くなるんじゃないかな??


ユダヤ人 金儲けの知恵
烏賀陽 正弘
ダイヤモンド社
2017-01-23