僕:
「博士課程を辞めて良かったことはなんですか?」
先輩:
うーんそうだな
休みがある
給料が高い
趣味が楽しくなる
怒られない
論文を書かなくて良い
とかかな。
僕:
先輩:
一個ずつ説明していくね。
とかかな。
僕:
いやいや笑、突っ込みどころ多すぎますよ笑。
先輩:
一個ずつ説明していくね。
休みがある
僕:
博士課程の時は休みなかったんですか?
先輩:
いや、土日も強制で研究やらなきゃいけないわけじゃないけどさ。
研究ってのは、平日にしていることも正しいかわからないわけやない?
僕:
そうですね。
先輩:
流れとしては、
平日やっていることも正しいかわからない
→うまくいかなかった場合は穴埋めしなきゃ
→それならあらかじめ土日使って研究進めとこう
って感じかな。
そうすると休みがなくなっていくわけだ。
僕:
はあ。。
おそらくふつうの会社員と違うのって、仕事が進まないことに対して自分で穴埋めしなきゃいけない部分ですね?
先輩:
そうそう。そこがでかいかな。後で話す責任の問題とも関係してくる。
僕:
博士課程の時は休みなかったんですか?
先輩:
いや、土日も強制で研究やらなきゃいけないわけじゃないけどさ。
研究ってのは、平日にしていることも正しいかわからないわけやない?
僕:
そうですね。
先輩:
流れとしては、
平日やっていることも正しいかわからない
→うまくいかなかった場合は穴埋めしなきゃ
→それならあらかじめ土日使って研究進めとこう
って感じかな。
そうすると休みがなくなっていくわけだ。
僕:
はあ。。
おそらくふつうの会社員と違うのって、仕事が進まないことに対して自分で穴埋めしなきゃいけない部分ですね?
先輩:
そうそう。そこがでかいかな。後で話す責任の問題とも関係してくる。
給料が高い
僕:
先輩って学振もらってましたよね?
先輩:
うん
僕:
じゃあ、新卒で入った場合とそんなに変わらなくないですか?
先輩:
いや、そう言っている人多いけど、実際は全然違うわけよ。
会社に所属していたら、まずボーナスが出るのよ。それで下手すると年間+100万ぐらいになることもあるわけよ。だから、月収だけで比較するのはダメだね。
僕:
なるほど。
先輩:
それとさっきの「休みがない」の話とも関連するけど、会社で働くと、残業代も出るし土日出勤したらそれも給料出るのよ。
僕:
なるほど。それなら結構な差が出ますね。
先輩:
そうだね。実際は月収でも全然違った額をもらってることだってたくさんあるわけ。
もっと細かいことを言うと、会社がやってくれるBBQとかのイベントや会食とかもタダでごはん食べられたりするしね。
趣味が楽しくなる
先輩って学振もらってましたよね?
先輩:
うん
僕:
じゃあ、新卒で入った場合とそんなに変わらなくないですか?
先輩:
いや、そう言っている人多いけど、実際は全然違うわけよ。
会社に所属していたら、まずボーナスが出るのよ。それで下手すると年間+100万ぐらいになることもあるわけよ。だから、月収だけで比較するのはダメだね。
僕:
なるほど。
先輩:
それとさっきの「休みがない」の話とも関連するけど、会社で働くと、残業代も出るし土日出勤したらそれも給料出るのよ。
僕:
なるほど。それなら結構な差が出ますね。
先輩:
そうだね。実際は月収でも全然違った額をもらってることだってたくさんあるわけ。
もっと細かいことを言うと、会社がやってくれるBBQとかのイベントや会食とかもタダでごはん食べられたりするしね。
趣味が楽しくなる
僕:
趣味って楽しくなかったんですか?
先輩:
っていうのは、博士課程に入るとその3年間は博士号をとるためにすべてを尽くそうぐらいの行動決定をしようとするわけよ。
僕:
はあ
先輩:
そうすると気分転換もいかに効率よくやるかって話になるわけよ。
僕:
あ、それはわかりますね。気分転換の時間を短くして研究にいかに時間を費やすかっていう。
先輩:
そうそう。そうなると、「効率の良い気分転換」をやろうとするわけよ。
僕:
はいはい。
先輩:
「効率の良い気分転換」って何が思いつく?
僕:
え、、僕ならまだ読んでいない「ワンピース」の続きとかですかね。しばらく追えていないので。
先輩:
お、良い例やんけ。そうそう。「効率の良い気分転換」ってことはやる前から楽しいってことが分かってないといけないわけ。そうなると、すでに「やっている趣味の延長」になりやすいわけよ。
僕:
おお、なるほど。でも、それってなんか問題なんですか?良くないですか?
先輩:
いや、こればっかりやってるとネタがすぐ尽きるわけよ。新規開拓していかないとすぐネタがなくなるわけ。でも、新規開拓なんかやってるとそれが楽しいかわからないから「効率の良い気分転換」にはならないわけよ。
怒られない
先輩:
なんか大学院って、先生が決めたことでも学生のせいになることってない?
僕:
ああ、結構ありますね。
先輩:
先生が「こういう方法でやってみろ」って言ってきて、やってみたら「なんでそんなことやったんだよ!」って言ってくる奴だね。
僕:
それめっちゃありますよね。
もう精神的にこの先生大丈夫なのかw?って思いますよねw。
責任関係がしっかりしてない感じですよね。
先輩:
そうそう。企業でもそういうことはあると思うけど、ここまでひどくないわけ。どっちかというと、先輩と後輩で合わせて仕事に取り組んでいて一緒にグループ組んで敵を倒していく感じ。
だから、後輩が失敗をすると上司がその穴埋めをしなきゃいけない感じで指導が入るわけ。大学だとなぜか、指導教員と学生が敵同士みたいになってるよね。
僕:
なるほど
先輩:
責任関係がしっかりしていない組織ってのは大学含め一般企業でも良くなっていかないわけよ。「どこが悪いのかわかってない組織」が成長できるわけないじゃん?
僕:
そうですね。
趣味って楽しくなかったんですか?
先輩:
っていうのは、博士課程に入るとその3年間は博士号をとるためにすべてを尽くそうぐらいの行動決定をしようとするわけよ。
僕:
はあ
先輩:
そうすると気分転換もいかに効率よくやるかって話になるわけよ。
僕:
あ、それはわかりますね。気分転換の時間を短くして研究にいかに時間を費やすかっていう。
先輩:
そうそう。そうなると、「効率の良い気分転換」をやろうとするわけよ。
僕:
はいはい。
先輩:
「効率の良い気分転換」って何が思いつく?
僕:
え、、僕ならまだ読んでいない「ワンピース」の続きとかですかね。しばらく追えていないので。
先輩:
お、良い例やんけ。そうそう。「効率の良い気分転換」ってことはやる前から楽しいってことが分かってないといけないわけ。そうなると、すでに「やっている趣味の延長」になりやすいわけよ。
僕:
おお、なるほど。でも、それってなんか問題なんですか?良くないですか?
先輩:
いや、こればっかりやってるとネタがすぐ尽きるわけよ。新規開拓していかないとすぐネタがなくなるわけ。でも、新規開拓なんかやってるとそれが楽しいかわからないから「効率の良い気分転換」にはならないわけよ。
怒られない
先輩:
なんか大学院って、先生が決めたことでも学生のせいになることってない?
僕:
ああ、結構ありますね。
先輩:
先生が「こういう方法でやってみろ」って言ってきて、やってみたら「なんでそんなことやったんだよ!」って言ってくる奴だね。
僕:
それめっちゃありますよね。
もう精神的にこの先生大丈夫なのかw?って思いますよねw。
責任関係がしっかりしてない感じですよね。
先輩:
そうそう。企業でもそういうことはあると思うけど、ここまでひどくないわけ。どっちかというと、先輩と後輩で合わせて仕事に取り組んでいて一緒にグループ組んで敵を倒していく感じ。
だから、後輩が失敗をすると上司がその穴埋めをしなきゃいけない感じで指導が入るわけ。大学だとなぜか、指導教員と学生が敵同士みたいになってるよね。
僕:
なるほど
先輩:
責任関係がしっかりしていない組織ってのは大学含め一般企業でも良くなっていかないわけよ。「どこが悪いのかわかってない組織」が成長できるわけないじゃん?
僕:
そうですね。
論文を書かなくて良い
先輩:
実は俺、研究の中で論文を書くだけは苦手なんよね。研究自体は好きだけど。
実は俺、研究の中で論文を書くだけは苦手なんよね。研究自体は好きだけど。
AだからBで、BだからCで、CだからDで、だからAはDなんだ。みたいな時って、100パーセントじゃないじゃん?
僕:
はあ。
先輩:
僕:
はあ。
先輩:
断定口調で語らなきゃいけないのに違和感があって、断定口調で語らないなら語らないでそれらしく書くと「これは本当は必要じゃないんじゃないか?」って自分で思うわけよ。
それで余計に論文が書きたくなくなる。
それで余計に論文が書きたくなくなる。