これに僕は気づいていなかったです。
このタイトルを見て、「いや、全然違う分野に進む人もいるだろ!」って言う人がいるかもしれませんが、それは結果的にそうなっているだけです。
当初の本人にとっては不本意なものになっているはずです。




博士課程に進学するということは
・その研究分野のポスドクか
・その研究分野に関連する企業に就職すること
「希望している」ということです。

もし「他の分野に就職する」というのなら、その他の分野の研究室にいって博士課程をとった方が良いと思いますよ。

もし「他の分野に就職する」けどその分野とは関係ない研究で博士号を取るのなら、完全に「趣味」ですよね。よっぽど余裕のある人の行動です。
全然就職と学業を関連づけていない人の行動です。

確かに博士号を取ったのちに、全然関係のない分野として、ITやデータサイエンティストになるっていう人はいるみたいですが、その多くは不本意な結果であるはずです。

だって、不本意じゃないのであれば、最初から「ITやデータサイエンティスト関連の博士号」を取れば良いので。

例えば、自律ロボットの開発を博士課程でしたい人は
・自律ロボットの研究分野のポスドクか
・自律ロボットの研究分野に関連する企業に就職すること
を「希望している」ということですよね?

もし、「ITやデータサイエンティスト関連」に就職したいのであれば、すぐ「ITやデータサイエンティスト関連」の博士課程か就職をした方が良いと思いますよ。
自律ロボットの研究をやっていた人にとっては「ITやデータサイエンティスト関連」の世界ではひよっこなので。

注意
もちろん関連があるないは判定が難しい所ではあります。自律ロボットとITやデータサイエンティストが関係あるかっていうのは個人個人が決めることなので。もしかしたら、ロボットのプログラマとしてのITかもしれないですし。

僕が言いたいのは、博士課程に進学するということは自動的に多くのことを決めるということです。