みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。

今日は、大学において研究スピードが上がらない理由を説明します。
大学で、というか上司(大学なら先生)が部下の仕事を管理する形式で研究する場合はみんな遅くなります。
だから、結局企業でも同じかもしれませんが。。

なぜあなたの研究は進まないのか?
佐藤 雅昭
メディカルレビュー社
2016-07-08

なぜあなたは論文が書けないのか?
佐藤 雅昭
メディカルレビュー社
2016-07-08




なぜかというと、「並列作業がやりにくいから」です。

人間は、思考や作業のスピードを上げることができますが、努力したところでほとんど変化しません。

そこで、道具を駆使しなければいけないってのと、並列作業をしなくてはいけないのです。

道具ってのはもうわかりやすいですよね。
一度やった計算をエクセルに残しておく、プログラムに残しておくってのはできますよね。それで一度やった作業や思考が一瞬で終わります。

僕はもう一個が問題だと思うのです。
大学や管理の厳しい環境では並列作業がしにくいのです。


並列作業ってのは、進捗が悪く見えるからです。
みなさん、進捗は上司とどれくらい共有していますか?
週一ですか月一ですか?それとも数カ月に1度ですか?

これらを確認する会議があるはずですよね。そして、ふつうその会議を目標に仕事をする・・・。

これが問題なんです。
会議で「怒られないために」今やることを考える。。
これだと進捗は結果的に悪くなります。

並列作業は「怒られやすい」です。
なぜなら、途中までは全然進んでいないように見えるからです。

たとえば、A,B,Cと仕事があって、
・A→B→Cと逐一終わらせてやっていく のと、
・A,B,Cを並列にやっていく
 
のだと会議で、
前者はAが終わってる可能性があるとします。しかし、たいてい
後者は全部終わっていません。

それだと、最終的に効率が良い後者よりも前者の方が仕事ができるという評価になってしまいます。

しかし、時間スケールをしっかり考えると(本質を考えると)、並列作業が良いことになります。

社会では並列作業がたくさん行われると良いな。


並列計算の数理とアルゴリズム
フレデリック・マグレス
森北出版
2015-02-14